吊 具 ワイヤースリング100O.H.INDUSTRIAL CO.,LTD.使用上の注意■ ワイヤーロープスリングの使用基準(1)荷に適したロープスリングを選んで使用すること。(2)使用荷重を超えて使用してはならない。(3)吊り荷の下や、吊り荷の動く範囲に入らないこと。 また人の頭上を越えて荷を運搬してはならない。(4)玉掛け作業以外には使用しない。(5)吊り角度は60°以内とし、それぞれの吊り角度に応じた使用荷重内で使用する。(6)使用前に点検し、ロープおよび付属金具が廃棄基準を越えて損傷したものは、60°100■ ワイヤーロープスリングの点検基準非鉄・金型用ステンレス・チタン鉄工用溶接用点検用鈑金用建築土木用電気工事用バールPXブランド落下防止コードグリップテープクサビ・木柄タナガードパレットベルトレバーホイストワイヤー荷締機締結・引張りワイヤーロープラチェットベルトスリングワイヤースリングチェーンホイスト電動ホイストフック・リングシャックル2点・4点吊りスリングモッコ・特殊仕様品油圧ジャッキキャスター中荷重用重荷重用軽荷重用車輪ハンマー樹脂・ゴム荷締機ベルトラッシングタイトロン吊 具●アイ部の開き角度は60°を超えない ようにしてください。使用しない。(7)すべてのロープの張力が均一になるように吊ること。(8)衝撃荷重が作用しないようにする。(9)シャープエッジ(鋭利な角)にロープスリングを接触させない、当たる時はコーナーパッド等を当てて使用すること。(10)クランプが荷に当たらないようにすること。(11)1本吊りをしてはならない。荷が回転する。(12)目通し吊り(チョーク吊り)をする場合は、深絞りをしない。(13)引きずったり、落下させたりしてはならない。(14)ロープのねじれ、曲がりは直ちに修正して、キンクしないようにすること。(15)100℃を超える温度では使用してはならない。(16)腐食性の液や蒸気にさらしてはならない。(17)使用後は洗浄し、必要に応じて塗油して、乾燥した室内で保管すること。●常温で使用するように設計されて いますので100℃を超えての条件 下ではご使用にならないでください。●鋭角な物を吊るす場合には接触 部にコーナーパットを当てて ください。点検項目点検方法目 視(1)断線(2)摩耗計 測(3)腐食目 視(4)形くずれ目 視(5)電弧または 熱影響(6)塗油状態(7)アイ部、 圧縮止め部目 視目 視目 視廃棄基準素線が、ロープ1より間において最外層ストランド中の総素線数の10%以上切断しているもの、またはロープ5より間において20%以上断線しているもの。摩耗によって、直径の減少が公称径の5%を超えるもの。腐食によって、素線表面にピッチングが発生して、あばた状になっているもの。内部腐食によって、素線が緩んだもの。形くずれによって、キンクおよび著しい扁平化、曲がり、かご状などの欠陥が生じたもの。テンパーカラーまたは溶損の認められるもの。(不足しているものは塗油する)き裂、変形、ロープのずれ、または著しい傷などが発生しているもの。156酸・アルカリ●酸・アルカリなどの腐食雰囲気では 使用しないでください。
元のページ ../index.html#156